ポリニアン センチュリーレコード 第6話 「マッチョになるっす!」

 

 

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脚本 ※Dialogue (Please use for foreign language translation)

第6話
「マッチョになるっす!」

マイティス学院の本館にあるジム。
赤い髪の元気な少年がこれでもかと必死にトレーニングしていた!
ルシオ
「はぁはぁ......」
ルシオ
「よしっ!!
疲れた~~」
ルシオ
「これぐらいやれば絶対効果出るって!」
ルシオ
「ふむっ!!」

鏡に向かってボディービルダーのようなポーズをとってみる。
ルシオ
「んん......
ちょっとはムキムキになったかな?」
ルシオ
「んん~~ んん~~
むむむむ!!!!」
メル
「そんなに変わってないかな~~」
ルシオ
「メル!
お前、いつの間に!」

メルはルシオの頭にチョップを入れた!
メル
「先輩って呼ぶ!」
ルシオ
「ちょっとは盛り上がってると思うんだけどな...
へこむっすよ~」
メル
「ルシオって鍛えてる割には全然筋肉つかないよね
その内...女になっちゃったりして? ぷぷー」
ルシオ
「俺が女に!?」
メル
「先天的、もしくは外部の要因で?
自分の気持ちも影響するらしいよ」
メル
「つい最近実例も見ちゃったからネ...
許すまじ!!」
ルシオ
「???」
メル
「ルシオは...
もしかして女になりたい?」
ルシオ
「違うよ!
やだよ!!」
メル
「ふふ...
女になったルシオくんを見て救助課の男子先輩達は興奮してこう言うんだよ」
メル
「「ルシオ!女になったって本当かい??
先輩として確認しなければならないな~~」」
メル
「そして飢えた野獣に変貌した先輩達があっちこっちに手を!!」
ルシオ
「ダメ~~~~!!!!
野獣先輩、やだ~~!!」

ルシオは先日の事を思い出した。
町を歩きながら考え込んでる時だった。
ルシオ
「やっぱり俺一人じゃ限界かな?」
ルシオ
「誰かにトレーニングして貰った方がいいかな...」
ルシオ
「んん?」

ルシオの目に店の看板が入ってきた。
ルシオ
「チン・サイサイのトレーニングジム?」

店の前にいた小太りの武闘家風のおじさんが話しかけてきた。
チン・サイサイ
「ふふ、興味ありますか?
あなた、なよなよしてる割にはなかなかいい素質持ってますね!」
チン・サイサイ
「あなたならもっと強くなれますよ!
どうですか?私のトレーニングジムは?」
ルシオ
「な、なよなよ...!
俺、もっと強く鍛えたいっす!!」
チン・サイサイ
「今なら丁度お試し無料キャンペーン中!!
まず始めてみるのはいかがですか?」
チン・サイサイ
「私、館長のチンが責任をもって
強く!凛々しく!逞しく!仕上げて見せましょうぞ!」
ルシオ
「俺、やるっす!!」

そうやって通い始めたジム。
ルシオの専門トレーナーによるトレーニングが始まった!

1日目。
チン・サイサイ
「さ、まずは金魚運動から!
柔軟な体を手に入れましょう!」
ルシオ
「おおっす!!」

2日目。
チン・サイサイ
「次はスクワット!
下半身の強さは必須条件と言えるでしょう」
ルシオ
「おおっす!」

3日目
チン・サイサイ
「次は太ももと股関節のマッサージ!
強くなるためには円滑な血液循環が必要です」
ルシオ
「おおっす!!」

4日目。
チン・サイサイ
「次は秘孔を刺激して内に秘められた精気を開放します!」
チン・サイサイ
「先ずは太もも!」
ルシオ
「うっ!」
チン・サイサイ
「次は内股!!」
ルシオ
「ひぃっ!!」
チン・サイサイ
「最後に...肛門だーーっ!!!!」
ルシオ
「はぅんんんっ!?!?」
ルシオ
「ひ、秘孔って...何...??」

5日目。
チン・サイサイ
「次は睾丸のマッサージです!
優し~く、伸ばしたり戻したり、こちらも円滑な血液循環が必要です」
ルシオ
「お...おっす...あれ?」

6日目。
チン・サイサイ
「さ、いよいよ本番です。
次は陰...これを根元から優しく握って、それから」
ルシオ
「ちょっと!!
これ、本当にムキムキになるトレーニングっすか?」
チン・サイサイ
「はい、もちろん!
【おチ☆チン】がムキムキに!!」
ルシオ
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ルシオは全力で逃げ出して店の外にある看板を改めてよく見た。
ルシオ
「【チン・サイサイのチントレ道場 屈強な男をあなたに】...!!」
チン・サイサイ
「ちょっと、待ちなさ~~い!!
あなた、そのままだともっとなよなよに!」
チン・サイサイ
「女みたいになっちゃうかも知れませんぞ~~!!」

ルシオは後ろを振り向かず全力で逃げた!
チン・サイサイ
「...『いい物』持ってたのに勿体ないですね。」
チン・サイサイ
「しかし私の秘孔術の効き目はバッチリ...!」
チン・サイサイ
「これからの成長が楽しみですね。
その気になったらいつでも歓迎しますぞ。」
チン・サイサイ
「ほっほっほっ~~」
ルシオ
「俺、本当に女になったらどうしよう~~」
メル
「ん...Bクラスのバロード先生ならムキムキだしいいトレーニング方法知ってるんじゃない?」

ジンの授業を受けている機動派遣Bクラスのユメ達。
ルシオ
「バロード先生はここっすか!?」
ジン
「誰だーーっ!! お前はーーっ!!
こんちきしょうーーーー!!」
ルシオ
「ひぃぃぃぃ~~!!」
ピンクル
「バロード先生からトレーニングでありますか!?」
ルシオ
「んん!
俺...!」
ジン
「いきなり入ってくるからびっくりしたじゃないか
我が生徒達を狙うテロリストかと思ったぜ」
リョウト
「そんな訳ないでしょう~」
ジン
「それにしても...これは...」

ルシオの股間をじっと見つめているジン。
ジン
「......(なんと!艶々と弾力のある見事なタマタマだ!)」
ルシオ
「俺、ボディービルダーのようにムキムキになりたいっすよ!」
ルシオ
「救助隊員にふさわしいボディ!
片手で肥満中年おっさんも軽々と持ち上げられるぐらい!!」
ジン
「......(タマタマ...ムキムキ)」
ルシオ
「そしてカチンコチンの鋼の肉体になってメルにも見返してやるんすよ!」
メル
「先輩!」
ルシオ
「痛っ!
いつの間に!」
ジン
「......(タマタマ...ムキムキ...カチンコチン)」
ジン
「......」
ルシオ
「俺、このままだと女になっちゃうよ~~」
エミール
「ぼ、僕は...好きな人が出来たら...
女になっちゃってもいいかな...へへっ」
ルシオ
「俺もここに編入させてください!!
ジン先生!」
ジン
「え?
んん!?」
ジン
「...ああ...そうだな...!!」
ジン
「よーし、そういう男の悩みなら先生に任せろ!
俺が徹底的に指導してムキムキのカチンコチンにチントレ
リョウト
「とりゃぁぁぁぁっ!!!!」
ジン
「かぁぁぁぁっ!!!!」

ジンはリョウトの飛び蹴りで吹っ飛ばされた。
ユメ
「ちん...?
何??」
メル
「ジン先生って、下品~~~~」
リョウト
「大丈夫だよ。
みんなで一緒にムキムキになるように頑張ろう!」
ルシオ
「よろしくお願いします、先輩!!」

機動派遣Bクラスに海洋救助隊員のルシオが転入してきた!

授業後
ジンは執務室に戻った。
マイティス学院の教師
「ジン先生、お疲れ様!
先ほどのニュース見ました?」
ジン
「これは...
また過激分離主義者ですか!?」
マイティス学院の教師
「今回は学院が狙われてちょっと危なかったらしいよ
一歩間違えればテロリストだよ、これ」」
ジン
「彼らは何がそんなに不満なんだ...!」
マイティス学院の教師
「ま、この学院なら大丈夫でしょう。
モティス特警の直下機関だし簡単に手出しはできん」
ジン
「だといいんですが...」
6話
マッチョになるっす!
終わり
「ロボット新人類ポリニアン」
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