ポリニアン センチュリーレコード 第2話 「超国家学院マイティス」 |
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脚本 ※Dialogue (Please use for foreign language translation) 炎に包まれたマイティス学院。 逃げ惑う人々の中で激しく戦う二人の姿がいた。 バート 地球は!! 破壊しなければならない!!!! バート 彼らのためにも!! ジン 俺は... 最後まで諦めない...!! 炎の中で現れた女性が話す。 サンドリーナ それが... 一番正しい選択だったの。 女性は銃を突きつけた。 サンドリーナ この世界だけでも...! 炎の中で現れた男性が話す。 ウト ふふふ...!! やはり、私は間違ってなかったんだ!! ウト はははははははははははははははははははは!!!! この愚か者どもが―――!!!! ユメ もうやめて―――――――――!!!! 学院の皆が炎が飲み込まれていく。 リョウト はっ...!! リョウト んん...... なんか...いやな夢... 夢から覚めたリョウトの目には少し涙が流れていた。 ジン はっ...!! ジン 何だ、夢か! ジン せっかく可愛い子供たちとイチャイチャしてたのによ~~~ 時代:新人歴500年代 場所:ジンの家 ジン はぁ~~~~ 一人で部屋に寝転がってブツブツと何か独り言を言っている。 ジン この前のユメちゃんとリョウト君、 可愛かったな~~ ジン あの時はカッコつけ過ぎたかな~~ ジン 褒めながら、さりげ~~なく、 頭をナデナデしとけばよかったな~~ ジンはベッドの上にある大好きなポリニアンのジュニアアイドルの抱き枕を抱いてナデナデし始めた。 ジン はぁ~~~~ ジン 子供たちと青春の汗を流したいな~~ ジン 子供たちとコミュニケーションしたいな~~ ジン 子供たちとスキンシップしたいな~~~~ ジン いやいや!! スキンシップと言っても決してエッチな事とかじゃないぞ! ジン あくまで健全な、交流を深めるための軽いスキンシップであって 決してエッチな事とかじゃないぞ、うむ!! その時だった。 新着メールのアラムが鳴る。 ジン むっ! これは! ジン ......「適性合格おめでとうございます」 ジン 「あなたはマイティ学院、起動派遣課Bクラスのクラスキャプテンとして任命されました」...... ジン だと!! ジン ......... ......... ジン むふふふふふふふふふ!!!! ジン はははははははははははははっ!!!! ジン ついに来た...!! この時が...!! ジン 待ってろよ!! 俺の可愛い生徒達!!!! ジン いっぱいナデナデするぞ~~~~ うっほ~~~~ ジンはヘンテコな踊りを始めた。 太平洋のど真ん中、 そこに聳え立つ人工島! 自然あふれる南国の観光地のような街並み、 そして最先端施設が密集している学院中心部! 色んな国、色んな年齢の学生たちが集まってポリニアンや超科学を研究する最前線! それがここ、「超国家学院マイティス」だ! ユメ 凄~~~~い!! 何だかバカンスに来てる気分だね。 蘭子 我が息子がこんなすごい学院に合格するなんで、 ママ超感激~~!! リョウトの母、蘭子は息子をギュッと抱いて頬へキスした。 リョウト か、母さん~~~!! 恥ずかしいって、もう! 蘭子 今だにママとお風呂一緒に入るくせに、何これぐらいで恥ずかしがってるの? ふふっ。 ユメ ...え...? リョウト 母さん!! 誤解されるって、もう~~!! リョウト あっ、入学式会場はこっちか! じゃ、ここからは僕たちだけで行くから! 蘭子 ああ~~~~ 蘭子 もう、恥ずかしがり屋さんなんだから。 ふふっ。 アナウンス それでは新人歴5XX年度マイティス学院入学式を開始いたします。 サンドリーナ はじめまして、皆様。 わたくしが校長のサンドリーナ・クロワでございます。 リョウト あれ? あの人、夢で見たような... リョウト んん~~~~ 思い出せない。 サンドリーナが挨拶を始めた。 サンドリーナ 旧世紀の大戦で多くの文化や歴史が破壊されました。 様々な民族、国、文化、その時代の資料も多く失われています。 サンドリーナ 絶滅した動植物も多く、もう映像の中でしか姿を確認する事が出来ません。 サンドリーナ しかし私たちがここまで繁栄し平和が維持できた事は、 ある意味そんな過去の柵から解き放たれたためかも知れません。 サンドリーナ 国家間、そして民族間の醜い争い、誤解、憎しみ、欲張りな権力者! 私たちはすべてを捨てました! サンドリーナ 皆が共通語で話し国家の意味も曖昧になったこの時代。 私たちは同じ宇宙の住民である事を忘れないでください。 サンドリーナが挨拶を続けている。 サンドリーナ しかし今、皆が協力して作り上げたこの世界に新たな脅威が迫っています。 サンドリーナ 古代ポリニアンの遺跡付近で発生する不可解な敵性存在、「思想融合体」。 サンドリーナ ポリニアンの「超科学を悪用」した犯罪事件。 サンドリーナ そして近年芽生え始めた悪質な種族差別者。 サンドリーナが強く挨拶を続けている。 サンドリーナ 様々国のエリートが集うこの超国家学院マイティスで! サンドリーナ 「超科学研究」、「古代ポリニアンの遺跡の調査発掘」、 そして「地球とポリニアネット(※ポリニアン本星)」!! サンドリーナ ここで一緒に謎を解いて行きましょう!! サンドリーナ そして「外界人保安法(※公式HPのWords参考)」も必要なくなるその日まで! サンドリーナ 皆さんの入学を心から歓迎します!! ......... ......... サンドリーナの熱い挨拶が終わった。 リョウト 次は学科を決めないと。 ユメ 私、まだ悩んでるよ。 どうしよう~~ リョウト 超科学研究課、警察行政課、超常調査課、異次探索課、特殊救助課、社会課... ユメ 起動派遣課...って何?? んん~~ いまいちピンと来ない。 ジン ふふ。 それなら俺から説明しよう! リョウト うわっ!! ユメ ジンさん! この前はありがとうございました~ ジン 二人とも無事合格できたか。 俺の目に狂いはなかったな。 ジン (そう、狂いはなかった。 やっぱり...可愛い!!) ジン (そして今が、ナデナデチャンス! 褒めながら、さりげ~なく!) ジン うむ、う、むむ...! ユメ ??? ジン むむむむ...!! ジンが手を差し伸べるも ユメの頭の上に行くか、行かないか、迷いながら震えている。 リョウト ??? リョウト さっきの話! 起動派遣課ってどんな所ですか?? ジン あ...ああ! そうだね、説明しよう! ジン 起動派遣課は文字通り派遣任務を行う課なのさ。 学院内の様々な課の任務を手伝ったり警護したり。 ジン 出現した思想融合体と戦ったり、 警察課と一緒に犯人と戦ったり、捕まえたり、 ジン 学院を力で支える! それが起動派遣課なのだ!! リョウト ふうん~~~~ 何だか大変そうだな。 ユメ んん~~~~ 戦うのは怖いし、別の課にしようよ。 リョウト そうだな。 じゃ、僕たちはこれで! ユメ アドバイスありがとうございました~! 二人はそう話して去っていった。 ジン ......... ......... ジン ジン・キャストレ!!!! この意気地なし~~~~~~!!!!!!!!!!!! ジン なぜ!! なぜ勇気を出して手を差し伸べないんだ...!! ジン まだだ!! まだ間に合う!! ジン あの二人を何としても我がクラスへ!! ジンは猛烈な勢いで走った。 ジン 待てーーーー!!!!!!!! 二人とも待ってくれ!! リョウト うおおおおおおおっ!!!! ユメ きゃ~~~~~~~~!!!! ジン 起動派遣課はいいぞ!! 色んな経験を積むことができる!! ジン こんなカッコいいソリッドテクターも用意されている!! 絶対モテるぞ!! ジン ほらほら!!!! ジンが自分の腕をリョウトに押し付けた! リョウト は、ひゃいぃぃぃぃ~~~~っっ!! ジン この前、ユメくんの竹刀裁きも中々だった、と聞いている!! ユメ は、はい~~~!! ジン 君達は絶対、起動派遣課に入るべきだ!! うむ!! リョウト ......... ......... ジン 頼む!! リョウト でも...大変そうだし!! ジン 先ずお試しでいいから!! お試しでいいから!!!! リョウト んん~~~~~~~~ リョウト じゃ...! とりあえず...お試し...という事で...! ジン ありがとうーーーー!!!!!!!! 二人はとりあえず起動派遣課に決めて体験してみる事にした。 ジンが二人をクラスルームに案内している。 ジン そうそう、赴任したばかりなのになかなか生徒が集まらなくてね。 始める前に終わるかと思ったよ~ リョウト (元の感じに戻ってる...) ジン 起動派遣課は優秀なクラスが多くてね。 これ以上いるのか?と疑問視されて出来たり無くなったり。 ジン ここだ! って...あれ? メル 初めましてーー!! 私、メル・カロンって言います。 メル よろしくデーーーース!!!! メル 特殊救助課から転入してきました!! ジン おおっ!! これは思わぬ所で転入生!! ジン 一気に増え始めたな。 よろしく頼む!! ジン 可愛い生徒が増えて俺も嬉しいぞ! 特殊救助課のエリートだったのか、凄いじゃないか。 ジン (よし、今度こそ褒めながらさりげなく!) ジンがついに勇気を出してメルの頭に手を伸ばした! メル ......... ......... メル ノーーーータッチ!!!! 海での痴漢行為はこのメル・カロンが許さないデス!! ジン くあっかーーーー!!!! メルのハイドロライフルがジンを吹き飛ばした。 リョウト (なるほど~~~~ あれがやりたかったのね~~~~) メル リョウトくんね!! ボンジュール!! メルがリョウトの頬に自分の頬を当てて挨拶した。 リョウト おおっ!! ジン うっ、この態度の違いはいったい...!? ユメ はわわわわわわあーーーー!! メル 先輩であるこのメルちゃんがマイティス学院を案内してあげるヨ! ユメちゃんも付いて来てネ! メルが二人を連れて走り出した! メル ここが超科学研究所!! マイティスの最新装備もここで開発されるヨ! メル ここが学館!! 皆ここで生活してるヨ! メル そして、ここが~~ ユメ ちょっと、メルちゃん! あなた、リョウトくんに馴れ馴れし過ぎだよ! メル ......... ......... メル おやおや~~ おやおや~~ メル お二人さんは、もしかして、恋人同士デスか?? ユメ そ、そういう訳じゃないけど...! メル ならば関係ないデスね! ユメ むむむむむむ!!!!!! メル そして私が毎日来ている学院で一番大きいプールデス!! うむ~~この消毒剤の香りがたまらないですネ!! ユメ むむむむむむ!!!!!! やっぱりタメ~~~~!!!! ユメ リョウトくんは私の幼馴染なんだから! メル ふ、ふ、ふ。 ならば...... メル リョウト君をかけて勝負しましょう!! あそこまで水泳で! メル 泳ぎ方は自由! どうですか?? ユメ の、望む所よ!! ユメは早速水着に着替えた。 メル それでは勝負開始デス!! リョウト君、審判よろしくネ!! ユメ 負けないんだから...!! 二人は強烈ににらみ合ってる。 リョウト うん! 頑張ってね~~ リョウトは隙を見て逃げた! とりあえず元のクラスルームに戻る事にしたが、 途中で道に迷ってるポリニアンの男の子を発見した。 エミール あの...... 起動派遣課Bクラスはどちらですか?? リョウトは自分を紹介した。 エミール あ! 同じクラスの方なんですね!! エミール 良かった~~ こんなに広い施設は初めてで... エミール もう疲れてヘトヘトでした~~ エミール 僕、エミール・トットって言います。 よろしくお願いします、先輩! リョウト 僕も入学したばかりだけどね。 リョウト でもなんだか弟が出来たみたいで嬉しいな。 じゃ一緒に行こうか! ......... ......... その頃、にらみ合っていたユメとメルの水泳対決がついに始まった!! メル 全速前進デス!! メルが凄まじい勢いで泳ぎ始めた! まるで水上バイクのようだ。 メル ふふふ、どうデスか? 私の自慢のこの泳ぎは!! メル ...って、あれ?? ユメがスタート地点から少しも進んでいない。 その場でバタバタしているだけだった。 メル 危ないデス!! どんどん沈んでいくユメをメルが必死に引き上げた。 メル 完全に金槌じゃないデスか!! メル もう... それほど大事な幼馴染だったんですね。 ユメ ...んん~~ あれ、私... メル もう勝負はいいからクラスルームに戻ろ、ユメちゃん。 水泳は後できっちり教えてあげるネ! ......... ......... クラスルームに到着したユメとメル。 リョウトを探す。 ユメ リョウトくん...?? ユメはクラスの奥にある休憩室を覗いた。 ユメ えっ!! はわわわわわわ!!!!!! 休憩室のベッドにはリョウトとエミールが二人で仲良く添い寝をしていた。 メル ほおーーーー!! これは一本取られたデス!! 疲れたエミールがリョウトと一緒に休んでいたようだ。 いつの間にか仲良くなってギュッと抱きあっている。 ユメ 男の子でもダメだから~~~~!!!! その様子を遠くからひっそり覗いているジン隊長。 ジン 羨ましいぃぃぃぉぃぉぃっーーーー!!!! |
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