時は流れ......

『新人暦500年代』

ポリニアン達によって持たされた未知のテクノロジは人類の活動範囲をさらなる宇宙へ広げた。

地球の周りに無数の人工居住地スペースコロニーを誕生させ、近所惑星を次々とテラフォーミング(地球化)していった。

トランスシステムによる転送技術は惑星間移動をたった数日で短縮。
今、人類は太陽系の外まで進出しようとしている。

「起きて~~」

「zzz...」

幼馴染のポリニアン少女、ユメが朝から迎えに来てくれた.
今日は進学テストの日。
目標は「国際学院マイティス」。
世界進出を目指している学生たちにとって憧れの超巨大学院だ。

「どちらか合格できなかったらどうしよう...
もう一緒に登校は出来なくなるのかな...」

ユメが心配そうに見つめている。

マイティス学院に進学を目指したのは...そんなに難しい理由では無い。
純粋にカッコよく憧れる、成功したいという理由だった。
この頃はそうだった。

...いつもの通学道にある谷に来た。
ここに来ると「新鉄とクローバの像」がよく見える。

「人間とポリニアンの最初のカップル、その愛の結晶で生まれた子供、それでポリニアンは人類として認められ紛争も終結された。
ロマンチックだよね。
あたしこの話、大好き!」

ユメが夢見る乙女の顔で話す。

しばらく進むと周りに誰もいない奥道になった。
今住んでいる町から学校に行くにはこの道が一番早い。
少々危ないが少しでも遅れないように今日はこの道を選んだ。

さらに進むと奥から成人男性の声が聞こえる。

「よりによってこんな時に!」

「どうしたんですか?」

ユメが尋ねた。
大きい荷物を持った男、バートは道に迷いこんだと説明した。
しかしどことなく怪しい雰囲気が漂う。


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