02.ポリニアンの詳細

地球に落下して来た複数の機械隕石固体、通称「SUM-01」が人類とコンタクト、中から現れた最初のポリニアン、男性タイプ、女性タイプ数千人が始祖。

隕石は世界各地に落下、様々な規模で確認されている。
落下地点など、特定されなかった固体もあるため正確な数は不明である。
一つの固体から規模に合わせて複数のポリニアンが現れた。

最初から隕石に乗っていたのか、それとも中から生まれたのか不確実な事項が多い。
ポリニアンが出現した後隕石は外側の部分だけが残り、
数世紀が過ぎた現在でも大事に保管され研究が続けられている。

 

ポリニアンは我らが一般的に言う「ロボット」、のイメージより、
無機質で出来た人間」と説明した方がより正確なイメージだと言えるかも知れない。

彼らの皮膚はポリ塩化ビニルに近い組織で構成されており、人間の肌のような弾力性、そしてプラスチックのような丈夫さ、両方の特徴を同時に持っている。

骨に該当するフレームは複合炭素素材に近く人間の骨より頑丈な強度を持っている。

フレームの間には関節モーターが、人間の筋肉が入る位置には、この関節を動かすための動力機関が存在する。

このフレームの上に消化によるエネルギ確保機関、生殖機関、頭の中の情報処理機関など、
様々な内部組織が人間のように存在している。

髪の毛は人間と違って一つの塊になって頭を保護している。
時間経過によって成長、伸びるので定期的に手入れをする必要がある。
軽くて柔らかい組織で出来ており、神経が無いので切っても痛みは感じない。

そしてポリニアンにとって一番大事な部分、心臓に該当する機関が「クリスタルハート」。
胸の中に存在するそれは生命力・エネルギの源であり、人間と違って各個人の人格や記憶はすべてここに刻まれている。
クリスタルのような美しいボリューム、そしてその機能を考えてこのような名称が付けられた。

ポリニアンの正確な成分分析は現在でも不可能な状態であり、
同じ組織を人為的に作り出す事もまた不可能である

※資料画像のポリニアンの身体ディテールは一般的な例であって個人や年齢によって差がある。

 

-人間と同じ部分

全体的に人間と然程変わりは無い。
人格の存在、思考能力、意思表現、体力、分子分裂による成長、傷の自己回復、そして食事によるエネルギ確保、排泄行為など。

驚くべき事は無機物にも関わらず生殖器官を持っていて子孫を残す事が可能だと言う点だ。
人間と同じ両性生殖であり、成分など違いはあるものの、形や機能はかなり似ている。

しかしさらに驚くべき事は人間とポリニアンの間で生殖も可能だと言う点だ。

この事実はポリニアン誕生初期、ポリニアンの人権を主張し紛争を終結させたある人間男性、そしてポリニアン女性によって判明された。
二人の間で生まれた赤ん坊を見て、人間達はポリニアンを人類として認めざるを得なかったと言う。

ハーフの時は子孫は人間が生まれる事も、ポリニアンが生まれる事もある。
父がポリニアン、母が人間の場合も同じ。

 

-人間と違う部分

クリスタルハートは個人によってそれぞれ違う独特の波長を持っており、近距離の機械、デバイスを手を使わず意のままに操作する事ができる。

ポリニアンと人間の一番大きい違いはこのクリスタル波長、そして無機質の身体、
二つによる機械とのリンク、フュージョンが可能だという点だ。

他に無機質であるため有機体が受ける様々な影響を受けない特徴がある。
そのため生物学的病気にはかからないが周りの環境、温度、感情などによってクリスタルの活動が鈍化する場合は身体に悪影響が出る。

寿命はクリスタルハートの健康状態によって決まる。
年をとる事によって段々輝きを失い、最後は割れてしまう。
この部分の再生および代わりの製造は現代の科学でも不可能。
(クリスタルハートの一部機能を再現した「ジオクリスタル」が存在するがそれはまた今後説明する)

平均寿命は約100歳であり、この時代の人間とさほど変わりはない